こんにちは。旭物産 岸本です。
わたしたちは現在開山像を制作しています。
お話をいただいてからご住職に会いに行きました。
あふれる威厳とユーモアの中に優しさが垣間見える方でした。
お忙しい中、ご住職には法衣に着替えていただき、
手に持ち物を持った開山スタイルで写真を撮らせていただきました。
カメラを向けたときの表情に圧倒されたのを覚えています。
それから、ご住職の魅力がそのまま表れる開山像に出来上がるために
仕上がりをどのようにするか職人さんたちとミーティングをしました。
そして、はじめに下絵を製作します。
ご住職がお好きな法衣の色とテイストにします。
そして、お顔の表情だけではなく全体のバランスと
衣のひだや手の組み方などにも注意を払います。
下絵をもとに、木取りをして像を彫っていきます。
工程の途中で見栄えをチェックし、微調整してもらいます。
不自然な箇所があれば、彫りなおしてもらったりします。
仏師さんは、根気よく付き合ってくださいました。
昨日、木地彫が出来上がりました。
仏師さんは、わたしたちの想いを汲んでくださって
とても納得のいく仕上がりにしてくださいました。
この後は、彩色用の下地を塗ります。
下地塗りの職人さんも腕がとてもすばらしいので
彩色が映えることでしょう。
さて次回は、彩色が仕上がったころに
またお伝えさせていただきますね。
本日も読んでくださいましてありがとうございました。